ワークツリーで作業を分ける
ワークツリーは、同じGitリポジトリに別の作業フォルダを追加する機能です。バグを修正しながら別の機能を開発するなど、ファイル変更を分けて進めたい場合に使います。
通常のNew taskは会話だけを分け、同じプロジェクトフォルダを使います。ワークツリーではファイルを別のフォルダに分離できます。新しいワークツリーは、選択したブランチまたはコミットからdetached HEADで開始するため、作業ブランチは後で作成できます。Gitリポジトリでないフォルダでは利用できません。
新しいチャット用のワークツリーを作成する
- Gitプロジェクトを選びます。
- New taskを開き、入力欄の横にある歯車を選びます。
- ワークツリーを作成を有効にします。
- 開始するブランチを選びます。
- 最初の依頼を入力して送信します。
オプションを選んだだけではGitの内容は変わりません。最初のメッセージを送るとワークツリーの作成が始まり、会話画面で準備、ファイルのチェックアウト、セットアップの進行状況を確認できます。詳細を表示で出力を開き、必要に応じてキャンセル、ワークツリーを使用しない、再試行を選びます。
ワークツリーを作成を無効にした状態でブランチを選ぶと、最初のメッセージを送る前に現在のプロジェクトフォルダのブランチが切り替わります。切り替えに失敗しても、入力したテキストと添付ファイルは入力欄に残ります。
開始する作業を選ぶ
プロジェクトメニューのNew worktreeから従来のダイアログを開くと、次の開始方法を選べます。
| 開始方法 | 含まれる内容 |
|---|---|
| ブランチまたはコミットから開始 | その時点の追跡対象ファイルを使用します。現在のフォルダにある未コミットの変更と未追跡ファイルはコピーされません。 |
| 現在の作業から開始 | 現在のフォルダにある未コミットの変更と未追跡ファイルをコピーします。コピーした変更はステージされず、Gitで無視されているファイルは除外されます。 |
入口によって選択肢が異なるため、開始地点と現在の変更を含めるかどうかを確認してください。

作業を始める前に、現在のHEADとディレクトリを確認します。新しいフォルダでは、依存関係のインストールや開発サーバーの起動が別途必要になることがあります。
作業場所を確認する
ファイルリンク、Filesパネル、ターミナルが、作成したワークツリーフォルダを指していることを確認します。別のワークツリーの変更は、現在のフォルダには自動で反映されません。
| 環境 | 作業例 |
|---|---|
| 元のプロジェクトフォルダ | 現在の状態確認と既存作業の継続 |
fix/login-errorワークツリー | ログインエラーの修正とテスト |
feature/report-exportワークツリー | レポート出力機能の開発 |
既存ブランチに変更を取り込む
変更ファイルとテスト結果を確認し、通常のGitのコミット・マージ手順で既存ブランチへ取り込みます。ワークツリーを作成または完了しただけでは、別のブランチに変更は入りません。
detached HEADで開始した場合は、コミットする前にGit画面でブランチを作成するか、ターミナルでgit switch -c <ブランチ名>を実行して現在の作業をブランチに関連付けます。この操作だけではリモートへ自動でプッシュされません。
Aruに取り込みを依頼するときは、取り込み先のブランチと対象の変更を明記します。競合が発生した場合は、内容を確認して解決してから進めてください。
fix/login-errorで完了した変更をmainへマージしたいです。最初に変更内容とテスト結果を確認し、マージ前に対象コミットと競合の有無を示してください。
Changes → Update branchから直接マージすることもできます。取り込み先のブランチを開き、元のブランチを選び、画面に表示された方向を確認します。

画像は、origin/mainの変更を現在のmainへ取り込む一般的な例です。ワークツリーの変更を取り込む場合は、元のブランチを対象の作業ブランチに変更し、取り込み先を確認してください。
ワークツリーを削除する
ワークツリーの削除は作業フォルダを整理する操作です。ブランチの削除は別の選択肢なので、確認画面で両方の対象を確認してください。
削除前に、コミットしていない変更と必要な成果物を確認します。ルートまたは現在使用中のワークツリーは削除できないことがあります。削除に失敗した場合やフォルダが見つからない場合は、フォルダとGitの状態を先に確認してください。
変更内容を確認するでファイルの差分を確認できます。